航空管制とは?



航空管制とは、航空交通管制業務、英語でAir Traffic Control のことで、空を飛んでいる航空機に指示を出したり、誘導したりなど、航空機の交通整理をしています。日本では、航空機はほぼすべて管制を受けて飛行しています。旅客機はすべて航空管制を受けて飛行しています。今の時代、空を飛ぶ航空機は多くなり、管制なしでは空中衝突したり、ほかにもいろいろ事故が起こっていしまうでしょう。日本で離着陸数最大の東京国際空港(羽田)では、3分、ひどいときには1分間隔で離着陸が行われています。あの飛行機と飛行機の間隔に驚いた人も少なくないでしょう。あんなふうにできるのも航空管制のおかげなのです。あれでもし管制がなかったらどうなっていることでしょう。
 航空管制は、主に無線電話(航空無線)を使って管制しています。管制官と、パイロットはそれを使って通信します。航空管制にもいろいろ種類があり、代表的なものでは TWR(タワー、飛行場管制)・・・主に離着陸に関しての許可や指示などを担当、 GND(グラウンド、地上管制)・・・飛行場での地上での航空機の誘導などを担当、 航空路管制・・・比較的高い高度を飛行している航空機を管制、などが代表的です。ほかにもいろいろとあってそれぞれ異なった管制をしています。空港でよく見かける管制塔は航空機を目で管制するTWRとGNDが航空機を管制しています。
 それらの航空管制は装置さえあれば私たちにも聞くことができます。装置の説明については、航空管制を聞くには?を参照してください。

羽田の管制塔 羽田空港の管制塔。数分間隔の離着陸の誘導をここでしている。



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