CFS Documents

■Using Converted Aircraft for Computer-Generated Opponents
この文書はMicrosoft社のHPで公開されている上記を和訳したものです
CFSに導入した機体を敵機として設定するには


CFSでAI機能を持った敵機を作成する機能は特定のCFS用の機体向けに作成されて
います。しかしながら、FS98用に作られた機体をCFSに導入し敵機として設定する
ことも可能です。
この為には、CFS\QuickCom\qc_plane.qcbを編集する必要があります。なお、以下
の方法はFS98用の機体が既にCFSにインポートされていることを前提として記述さ
れています。

【注意】この方法はMicrosoft(r) AnswerPoint又はProduct Support Servicesではサポ
           ートされていません。 
1. CFS\Aircraftホールダー内の機体フォールダー名を確認しておきます。例えば
   FS98のExtra 300の場合はホールダー名はExtra300です。以下の手順の中でホール
  ダー名と書かれているものはこのホールダーのことです。
2. CFS\QuickCom\qc_plane.qcbをコピーしバックアップをとって下さい。オリジナ
  ルのqc_plane.qcbはCFSのCD-ROMから復元できます。

3. テキストエディターでCFS\QuickCom\qc_plane.qcbを開きます。

次に以下のどちらか(または両方)の登録を行います。
【メニュー表示可能な機体として追加する方法】
【機体をより大きなカテゴリーの一つとして登録する方法】

【メニュー表示可能な機体として追加する方法】
1. Ju88a用のエントリーを探しコピーし貼り付けます。
   これは以下の様になっています。

   [option.26]
   OptionName=%Ju88aOption%
   aircraft.0=Ju88a
   family_type.0=2
   name.0=%Ju88aName%

2. 一行目の26を次の使用されていないナンバー、初めて追加する場合は27
   に変更します。

3. 二行目を編集します。Edit the second line so that it reads:
 
   OptionName=%FolderOption% 
   このFolderには追加したい機体のホールダー名を記入します。

4. 三行目を編集します。

   aircraft.0= Folder
   このFolderには追加したい機体のホールダー名を記入します。

5. 追加した機体を戦闘機としたい場合は四行目を以下の様に編集します。
   family_type.0=1

   追加した機体を爆撃機としたい場合は以下の様に編集します。
   family_type.0=2

6. 最終行を編集します。

   name.0=%FolderName%
   このFolderには追加したい機体のホールダー名を記入します。

7. ファイルの最後にある[strings]セクションに以下の行を追加します。
   "FolderOption"= menu name 
   このFolderには追加したい機体のホールダー名を記入します。
   menu nameにはQuick Combatメニューで表示させる名前を記入します。

   "FolderName"=label name
   このFolderには追加したい機体のホールダー名を記入します。
   label nameにはシミュレーションの中で表示するラベル名を記入します。

8. ファイルを保存し、CFSを起動します。

例えば、FS98のExtra 300を戦闘機として登録する場合は以下の様になります。

   [option.27]
   OptionName=%Extra300Option%
   aircraft.0=Extra300
   family_type.0=1
   name.0=%Extra300Name%

   [strings]
   "Extra300Option"=Extra 300
   "Extra300Name"=Extra 300 


【機体をより大きなカテゴリーの一つとして登録する方法】

1. 機体を登録したいカテゴリーを見つけます。(カテゴリー名はOptionName
   フィールドにあります。)そしてカテゴリーに登録された最初の機体のエ
   ントリーをコピーし貼り付けます。
   例えば、連合軍戦闘機カテゴリーに登録する場合、最初のエントリーは
   Supermarine Spitifre Mk I用のもので以下のようになっています。
   aircraft.0=Spitfire_MKI
   family_type.0=1
   name.0=%SpitIName%

2. 上記の例の様に、0は機体の替わりに使われています。登録する機体用に
   使われていないナンバーを見つけて下さい。連合軍戦闘機のカテゴリーを
   最初に編集する場合は6になります。
   以下の手順でこのナンバーは#で表されています。   

3. 一行目を編集します。
 
   aircraft.#= Folder
   このFolderには追加したい機体のホールダー名を記入します。

4. 追加した機体を戦闘機としたい場合は四行目を以下の様に編集します。
   family_type.#=1

   追加した機体を爆撃機としたい場合は以下の様に編集します。
   family_type.#=2

5. 最終行を編集します。

   name.#=%FolderName%
   このFolderには追加したい機体のホールダー名を記入します。

6. ファイルの最後にある[strings]セクションに以下の行を追加します。
   "FolderOption"= menu name 
   このFolderには追加したい機体のホールダー名を記入します。
   menu nameにはQuick Combatメニューで表示させる名前を記入します。

   "FolderName"=label name
   このFolderには追加したい機体のホールダー名を記入します。
   label nameにはシミュレーションの中で表示するラベル名を記入します。

   Stringsセクションの変更は既にその機体がメニューに表示可能な機体として登録
   されている場合は不要です。

7. ファイルを保存し、CFSを起動します。

例えば、FS98のExtra 300を連合軍戦闘機のカテゴリーに登録する場合は以下の様に
なります。

   aircraft.6=Extra300
   family_type.6=1
   name.6=%Extra300Name%

   [strings]
   "Extra300Option"=Extra 300
   "Extra300Name"=Extra 300