FS98 Frequent Asked Question


2.00■ 機体関係

2.01■FS98から機体を削除する方法は?
2.02■FS98導入すると"OLD AIRCRAFT"サブディレクトリーができますが何に使うのですか。
2.03■FS98のAircraftダイアログでDeleteを押しても機体が削除されません。
2.04■FS98用の機体をダウンロードしましたが、どの様にFS98に導入すれば良いですか。
2.05■FS98用の機体を導入しましたがAIRCRAFTメニューから選べません。FS98コンバータは導入していません。
2.06■FS98用の機体を導入しましたがAIRCRAFTメニューから選べません。FS98コンバータは導入してあります。
2.07■FS98用の機体を導入しましたがAIRCRAFTメニューから選べません。それでも駄目な時。
2.08■FSでプロペラやローターが回る機体はありませんか。
2.09■回転しているプロペラが見えないのは何故ですか。
2.10■SPOT PLANE VIEWで機体が変形しているように見えますが対処方法は?
2.11■機体をAircraftダイアログから選ぶと"PERFORMED ILLEGAL FUNCTION"のメッセージがでます。対処方法は?
2.12■"CAN'T DISPLAY VISUAL MODEL"のメッセージがでます。対処方法は?
2.13■追加機体を導入するとPAGE違反のメッセージがでます。対処方法は?
2.14■EXTRA 300sでフルパワーにしても地面に張り付いて動きません。
2.15■追加機体をうまく管理する方法は?
2.16■FS98はどのように機体がジェット機かプロペラ機かを判別するのですか?
2.17■ADE98で例えばRUDDERのパワーを編集することができますか。
2.18■今までFS5やFS6で使ってきた追加機体をFS98で使うにはどうすれば良いですか?


2.01■FS98から機体を削除する方法は?

FS98から特定の機体を削除する際はWindowsのエクスプローラを使って、
その機体のフォールダーを削除するか、別のフォールダーに移動すること
で簡単に行うことができます。
(削除するよりFS98ホールダーから移動する方法がお勧めです。後で使い
たくなくこともあるでしょうから。)



2.02■FS98導入すると"OLD AIRCRAFT"サブディレクトリーができますが何に使うのですか。

"OLD AIRCRAFT"サブディレクトリーはFS98をFS6(FS95)に上書きインストー
ルするとFS6で使用していた機体が収容されるようです。但し、その際もFS98
で使用する場合はFS98コンバータが必要です。FS98コンバータには、FS98コン
バータをインストールすると、その他のバグの修正も行われるので導入をお勧
めします。


2.03■FS98のAircraftダイアログでDeleteを押しても機体が削除されません。

 "delete aircraft"は機能しません。FS6では機能していましたのでFS98になって
から製品化する直前に機能が削除されたのにダイアログ上はボタンが残ってし
まったということではないでしょうか。
機体を削除する場合はAircraftフォールダーから、削除する機体のホールダーを
削除又は移動して下さい。


2.04■FS98用の機体をダウンロードしましたが、どの様にFS98に導入すれば良いですか。

1.  まず、FS98コンバータをダウンロードし導入して下さい。このファイルは
    Microsoft社のFS用WEBサイトの他、NiftyserveのFFSフォーラムのライブラリ
    やflightsim.com等のFS関係のWEBサイトにあります。
    このコンバータはFS98用に変換済みという機体を使用する場合でも必要に
    なりますから、このコンバータなしで使用できる機体はFS98にデフォルト
    で付いてくるものだけと言っても良いでしょう。

2.  導入した後、コンバータに付属のREADME及びオンラインヘルプをよく読ん
    で下さい。READMEはこのHPにも日本語訳がありますので参照して下さい。

3.  32ビット版のUNZIPプログラムをお持ちかどうか確認して下さい。PKUNZIP
    やDOSベースのものはFS98で使われる長いファイル名をサポートしていない
    のうまく動かないことがあります。32ビット版のUNZIPプログラムは雑誌等
    付録CD-ROMでは必ず入っています。(なお、私はWINZIP95を使っています。)

4.  導入されようとする機体がFS98用のものであれば、大抵サブディレクトリー
    付きになっています。UNZIPプログラムでサブディレクトリー毎復元のオプ
    ションをオンにしAircraftフォールダーに解凍して下さい。導入した機体の
    サブディレクトリーが出来上がっていると思います。

5.  以上で全部終わりです。FS98のAIRCRAFTメニューから導入された機体を選
    ぶことが出来るようになっていると思います。

6.  もし、何らかの理由で、導入しようとする機体のZIPファイルにディレクト
    リー情報がついていない場合は、導入しない方が良いでしょう。
    ただ、どうしても導入したい場合は以下の方法があります。

7.  導入されようとする機体がFS6(FS95)又はFS5.1用であった場合はFS98コンバ
    ータで変換する必要があります。この変換と導入は非常に簡単です。
    
8.  まず、テンポラリーなフォルダーに機体ファイルを解凍します。
    私はFSDATAというフォールダーを作り、その中にZIPファイル名のサブホー
    ルダーを作って解凍しています。 

9.  コンバータを起動し、AIRCRAFTボタンをクリックするとファイルオープンの
    ダイアログが現れます。ここで、このテンポラリーホールダーを指定します。 

10. ホールダーを指定すると、.AIRファイルが現れますので、このファイルを指
    定しファイルを開きます。

11. コンバータから変換が成功したか、どうかが表示されます。成功しなかった
    場合は、諦めるしかありません。別の機体を探して下さい。
    (エラーとなる理由は、コンバータのREADMEに書かれています。)

12. 上記の手順で変換は完了です。AIRCRAFTフォールダーに導入した機体のサブ
    フォールダーが出来上がっています。FS98のAIRCRAFTメニューから導入され
    た機体を選ぶことが出来るようになっていると思います。


注1:panel.cfg と sound.cfg が正しいファイルを指定しているか確認して下さい。
    この指定が正しくないと導入した機体が機体リストに現れません。
    .CFGファイルはテキストファイルなのでメモ帳等のテキストエディターで編集
    することができます。

注2:FS5.1用の機体ファイルには例えば.MDLファイル等はありませんし、各種.CFG
    ファイルはありませんが、コンバータを通すことで自動的に作成してくれます。


2.05■FS98用の機体を導入しましたがAIRCRAFTメニューから選べません。FS98コンバータは導入していません。

Microsoft社のFS98コンバータをダウンロードし導入して下さい。コンバータが導入
されていないと、FS98用書かれて機体であっても使用できません。
(コンバータを導入するだけで、機体ファイルを変換する必要はありません。)


2.06■FS98用の機体を導入しましたがAIRCRAFTメニューから選べません。FS98コンバータは導入してあります。

PANEL.CFGを737-400や他のFS98デフォルトの機体からコピーして下さい。
(旅客機であれば737-400、ビジネスジェットであればLEARJETが良いでしょう。)
PANEL.CFGで指定されているパネル用のファイルがないと、機体が正しく導入され
ていても機体リストに出てきません。


2.07■FS98用の機体を導入しましたがAIRCRAFTメニューから選べません。それでも駄目な時

1.  もう一度、.CFGがない又はインストールしていない音声ファイルやパネルファイル
    を指定していないかチェックして下さい。\panel, \model, \soundの各々に.CFGが
    あります。

2.  FS98コンバータを通して設定した機体の場合はもう一度変換処理をしてエラーが
    でていないか確認して下さい。

3.  FS98コンバータはFLIGHT SHOP(FSFS)で作成した機体をFS98用に変換しますので、
    NON-FSFS機体はコンバージョンできません。
    またFSFSで作成した機体であってもAddonを利用した機体の場合はコンバージョン
    できません。

4.  FS98オリジナルの機体ホールダーの名前の変更をしていないかチェックして下さい。
    もし、変更している場合は元に戻して下さい。

5.  確かではありませんが、パーティションを2GB以上のハードディスクを使用した
    場合、一つのフォールダーが2GB以上になった際にFS98はそれ以上の部分を認識でき
    ないという話もあります。
    この場合は使わない機体やシナリーをFS98以外のフォールダーに移動して下さい。


2.08■FSでプロペラやローターが回る機体はありませんか。

FS98に付属している機体はプロペラやローターが回転します。ただ追加機体については
FS98用の追加機体を作るソフトであるFSFS(Flight Simulator Flight Shop)では稼動部品がサ
ポートされていません。その為、ギアが一瞬に収納されたり、フラップもスムーズに動
くのではなくカクカクと動きます。またプロペラやローターも動いている様子を静止画
で表現しています。一部、特殊なAddonを使ってその様なことを特定のFSで可能にした
機体もありますが、FSコンバータを使用して上位バージョンで使えるものはないようで
す。
今後、FSFSが改良され稼動部品がサポートされるかMS社がその様なDevelopers Kitを出さ
ない限り難しいというのが現状です。


2.09■回転しているプロペラが見えないのは何故ですか。

Cockpit Viewからは回転しているプロペラは見えませんが、セスナのVirtual Cockpit View
やSpot Plane Viewからは回転しているプロペラを見ることができます。これは、その他の
機体でも同じですが追加機体の場合は回転しているように見えるだけです。 


2.10■SPOT PLANE VIEWで機体が変形しているように見えますが対処方法は?

Views-View Optionで spot plane view distance を 100-300 feetに変更して下さい。どの距
離が良いかは機体の大きさによって異なります。(私はB737なら200feet位、B747なら400
feet位にしています。)
また、メインスクリーンでバックスペースキーを押すとZOOMが1:1になります。
機体が変形するのは、この機体との距離が近すぎた時にZOOMを小さくした場合に起こり
ます。魚眼レンズを使うようなものと考えて下さい。


2.11■機体をAircraftダイアログから選ぶと"PERFORMED ILLEGAL FUNCTION"のメッセージがでます。
対処方法はありますか。

PANEL.CFGの中で指定しているファイル名が正しいかどうかを確認して下さい。
例えば、PANEL.CFGが指定しているBMPの名前が実際にないとこのメッセージがでること
があります。


2.12■"CAN'T DISPLAY VISUAL MODEL"のメッセージがでます。対処方法は?

FS98コンバータがないとその様なメッセージがでることがあります。変換が必要でない
機体であってもFS98コンバータは入れておく必要があります。
これはコンバータの導入により追加機体用のファイルやドライバーが追加される為です。


2.13■追加機体を導入するとPAGE違反のメッセージがでます。対処方法は?

このページ違反のメッセージはおそらくパネル用のBMPファイルがPANEL.CFGで指定し
ているものと異なっている為に発生しています。PANEL.CFGとPANELホールダー内の
名前が一致しているか確認して下さい。
また、16ビットのUNZIPプログラムを使っていると長いファイル名が使えず、これにより
ファイル名が壊れてしまったという可能性があります。
この場合WINZIP95等の32ビット版のUNZIPプログラムを使用して解凍して下さい。


2.14■EXTRA 300sでフルパワーにしても地面に張り付いて動きません。 

次のような点をチェックしてみて下さい。
1.  オートパイロットはオフになっているか。
2.  トリムインディケータはセンターになっているか
3.  スロットルはフルになっているか。間違ってF1を押していないか。
    (F1を押すとスロットルを初期状態になります。)
4.   [ctrl]+[alt]+[F4]でミクスチャーをリッチにし、[ctrl]+[F4]でプロペラピッチを
    MAXにします。


2.15■追加機体をうまく管理する方法は?

aircraft.cfgを編集することで比較的簡単に追加機体を管理することができます。
各追加機体のaircraft.cfgの最初は以下の様になっています。
       [fltsim.0]
       title=B757-200 Continenta   ←これを編集します。

例えばBoeing 747-400であれば B747-400とか、Airbus A310-200であればA310-200
とかを頭の部分におき、その後ろに航空会社名とかを続けます。
これで、Aircraftダイアログを開いた時に名前がきれいに整理されてでてきます。
なお、titleは各機体に必ず異なる名前をつけて下さい。同じ名前があると最初の機体
しかダイアログに表示されません。

また、FS98に付いてくるデフォルトの機体のaircraft.cfgは変えない方が良いでしょう。
FlightやLessonを選択した時にエラーがでる可能性があります。


2.16■FS98はどのように機体がジェット機かプロペラ機かを判別するのですか?

これを判別する情報はフライトモデルの中に入っています。ADE98をダウンロード
し導入するとフライトモデルのパラメータを見ることができます。


2.17■ADE98で例えばRUDDERのパワーを編集することができますか。

FS98では以前のバージョンとは全く異なる"フライトエンジン"が使われています。
この為、フライトモデルをどの様に計算するかは以前のバージョンと全く異なって
います。これに対してFS5.0,5.1, FSFS,FS95は大体同じであったといえます。

この結果、ADE98は以前のバージョンのFSであれば調整できた変数でもFS98では
調整ができなくなっています。
例えばFSFSではRUDDERの変量は一つの数値で表されており、ADEでこの値を変更
することができていましたが、FS98では今の処できません。
現状、これを変更する一番良い方法はADE98でFS95用の機体を修正し、これをFS98
コンバータでFS98用に変換し結果を確認することです。この結果により最適な数
値を探していくという方法になります。


2.18■今までFS5やFS6で使ってきた追加機体をFS98で使うにはどうすれば良いか?

FS98コンバータをダウンロードし導入して下さい。以前、FS6(FS95)で行ったのと
同じ様に、FS98コンバータで変換すればFS98で使用出来るようになります。
ただし、これはFlight Shop(FSFS)で作られた機体だけです。
また、FS98コンバータはFS5の機体でもFS6の機体でもFS98用に変換できます。