Using Flight Simulator 98 scenery objects
in Flight Simulator 2000



マイクロソフトのFS2000オフィシャルホームページに記載されていたUsing Flight Simulator
 98 scenery objects in Flight Simulator 2000 を翻訳してみました。
内容はREADMEに書いてある事の焼き直しの様なものですので既に、READMEで内容を良くご
存知の方は読まれる必要はないと思います。


FS2000でFS98のシナリーオブジェクトを使用する方法 (c) 1999 Microsoft Corporation.
あなたがFS98のシナリーの為に、アブダビ中心部の高層ビルを注意深く作るのに、目を細めて PCの画面と向かいあった多くの時間は無駄になった訳ではありません。 あなたが作ったシナリーはFS2000でも使用できるのです。以前のバージョンと比べ、FS2000 ではサードパーティ製のシナリーの導入が簡単になったとさえ言えます。 しかしながら、FS2000では注意頂く事があります。それをここで述べたいと思います。 それは、レイヤーリングと平坦化スイッチと除外スイッチです。 FS2000でシナリーエリアを追加する方法 1. ADD-ONシナリーに指示されている方法に従う、または 2. フライトシミュレータのSceneryホールダーに追加したい地域の名前のついたホールダーを 作成します。(例えば、Munich等です。) 3. 追加したホールダーにSceneryとTexutureという名前の二つのサブホールダーを作成します。 4. 作成したホールダーに適切なファイルを入れます。(サードパーティー製のシナリーでは通 常、"readme"ファイルがあり、そこにファイルをどこに入れるかが記載されています。 BGLファイルはSceneryサブホールダーに、テクスチャーファイルはTextureサブホールダーに 入れます。) 5. FS2000でWorldメニューからScenery Libraryを選択します。 6 Add Areaをクリックします。 7. あなたが、追加したいシナリーエリアをホールダーを選択します。(適切な名前でサブホー ルダーが作られていない場合、選択することができません。) 8. シナリーをキャッシュするか直接使うかを指定します。 9. OKをクリックします。 レイヤリングについて あなたはプライオリティリスト上で新しいシナリーを上下に動かすことができます。動かした い時はScenery Library ダイアログボックスのボタンを使用して下さい。プライオリティリスト 上のどの位置に新しいシナリーを置くかについては、次の点に注意して下さい。それはお休み させるデフォルトのシナリーよりも高いプライオリティ(リスト上の小さい数字)を与えないと いけないということです。 言換えると、シカゴ地域の新しいシナリーを追加する場合、デフォルトシナリーでシカゴ地域 が含まれているUS Great Lakes Regionより高いプライオリティを与えないといけないという事 です。 Scenery.cfgファイルの除外スイッチと平坦化スイッチについて FS2000のシナリーを置き換えて別のシナリーを追加する場合、新しいシナリーを正しく表示 する為に、Scnery.cfgファイルでスイッチを使わなくてはなりません。 例えば、あなたがオヘア空港用に新しい建物とテクスチャーを作成した場合、FS2000のデフ ォルトシナリーの建物とテクスチャーを除外する必要があります。そうしないとあなたの 新しい建物は正しく表示されなくなってしまいます。この除外フィルターと平坦化スイッチ の使い方を以下に説明します。FS2000のREADMEファイルにも同じ事が記載されています。 スイッチはScenery.cfgファイルの特定のシナリーエリアのエントリーの最後の部分にテキス トエディターで追加します。この両スイッチは、あなたがシナリーエリアを追加した番号よ り、小さい番号のレイアに対してだけ適用されます。 例えば、スイッチがレイヤ70に置かれた場合は、レイヤ69以下のものに影響が出る事になります。 平坦化スイッチと除外スイッチは同じシナリーエリアに使用する事ができます。 平坦化スイッチの使用方法について 平坦化スイッチは与えられた四辺のエリアを指定された単一の高度にします。 これによりFS2000で従来の平坦な"シード"システムに替ってデジタル高度メッシュ地形システム を使用している事による互換性の問題が解決されます。 平坦化スイッチを使用する際の構文は以下の通りです。 Flatten.X=Elevation,Latitude1,Longitude1,Latitude2,Longitude2,Latitude3,Longitude3,Latitude4,Longitude4 Xは0〜9の間の数字です。但しFlatten.0、Flatten.1の順で使わなければなりません。但し、最大は Flatten.9になりますのでシナリーエリア毎に10個までの平坦化スイッチを使用する事ができます。 Elevationはフィート単位で平均海水面(msl)に対し-2000 から 99999の間で指定します。 point1,2,3,4のLatitude と Longitudeは時計回り又は反時計回りに順番に指定されなければなりません。 Latitude and Longitude entry illustration また、度分形式(degrees and minutes)で記述される必要があります。度分を表すのに*や 'といった シンボルを入れる必要はありません。また、四辺は長方形である必要もありません。どの様な形の 四角形も有効です。 平坦化するエリアの最大値は経度で90度、緯度で45度になります。 使用例: この使用例では二つの隣接した地域を1000フィートの高度で平坦化しています。 [Area.100] Group=Your Area ID=Your Area Title=Your Area Active=TRUE Layer=100 Local=C:\Your Area Flatten.0=1000,N45 30,W120,N45 30,W119 30,N45,W119 30,N45,W120 Flatten.1=1000,N45,W120,N45,W119 30, N44 30,W119 30,N44 30,W120 除外スイッチの使用方法について 除外スイッチは与えられた四辺のエリア内のデフォルトのマイクロソフトシナリーの オブジェクトや航法援助施設を表示させなくしたり、航法援助施設の場合は電波発信を止める 事ができます。これにより、FS2000で全世界の全ての空港及び公開されている航法援助施設を 網羅している事により、追加したい空港や航法援助施設とFS2000のデフォルトシナリーのオブ ジェクトが重複してしまうという問題が解決されます。 除外スイッチを使用する際の構文は以下の通りです。 Exclude=North Latitude,West Longitude,South Latitude,East Longitude,category 除外は以下の様な長方形のエリアに有効です。 Lat/Long Illustration そして、北側の緯度、西側の経度、南側の緯度、東側の経度の順に指定しなければなりません。 また、緯度、経度は度分形式(degrees and minutes)で記述される必要があります。度分を表すのに *や 'といったシンボルを入れる必要はありません。 categoryは定義されたエリア内のデフォルトシナリーからどの様なシナリータイプを除外するかを 指定します。 この指定には以下の4種類があります。 objects - デフォルトの全ての三次元の建物や空港を含むオブジェクトを除外する。 vors - デフォルトの全てのVORやILSを除外する。 ndbs - デフォルトの全てのNDBを除外する。 all - デフォルトの全てのオブジェクトと全ての航法援助施設を除外する。 除外スイッチには一つ以上のカテゴリーを使用できます。 除外スイッチで指定するエリアの最大値は経度で90度、緯度で45度になります。 使用例: この使用例では長方形のエリアからNDBを除く全てのオブジェクトや航法援助施設を除外 しています。 [Area.100] Group=Your Area ID=Your Area Title=Your Area Active=TRUE Layer=100 Local=C:\Your Area Exclude=N45 30,W120,N45,W119 30,objects,vors

Last Update :01/21/2000