当シーナリーのインストール方法

当ホームページで、公開しているシーナリーのインストール方法を説明します。 
その前に、
今までで、皆さんのご質問の中で一番多かったものに、“シーナリーをインストールしたが、インストールした空港のゲートに行けません”、“AI機が、インストールしたシーナリーのゲートではなくとんでもないところに現れます”、等があります。  この現象は、FS2002より、採用された、ATC(航空管制)とAI機に関係があります。 実は、FS2002の、空港施設や航法支援施設のデータは、ユーザーが機体を操縦する時に参照するデータと、ATCやAI機が参照するデータ、2つのデーターが存在します。 シーナリーのデータは、前者になります。 おまけに、ややこしいことに、メニューバー→空港へ移動のデータは、AI機用のデータを参照しています。 よって、シーナリーをインストールしただけでは、AI機用のデータは修正されないので、前述のご質問のような現象が起きるのです。 このAI機用のデータを修正するには、Lee Swordy氏が開発された“AFCAD”ツールを使って、空港施設のデータを修正しなくてはなりません。 といっても初心者には、敷居が高いので、当シーナリーの空港施設データ(ファシリティファイル)は、KKCS ROOM(http://kkcs.oops.jp/)の“のの”さんのご好意で、作成していただいており、Lee Swordy氏のAFInstallerを添付して、初心者にも修正できるようにしてあります。 また、シーナリーのインストール自体も、村上氏が作成された“scinst”を使って、自動化しているので、下記説明を良くご覧の上、お使いください。

1.シーナリーのインストール
それでは、新東京国際空港の実際のインストールに沿って説明します。 
まず、ダウンロードしたファイル“RJAA.exe”をダブルクリックします。
すると、解凍先のフォルダを指定してきますので、適当なフォルダ(どこでもかまいません)を指定してください。
すると、“RJAA”フォルダと、いくつかのファイルが、解凍されるので、@の“RJAA”フォルダをダブルクリックして、開きます。
次に、“RJAA”フォルダの中の“scinst.exe”(図A)をクリックして、インストーラを起動します。
    
インストーラのダイアログボックスが、現れますのでまず、“Select FS Version”ボタン(図B)をクリックしてください。
ダイアログボックスが表れますので、“Fligt Simulator 2002”にチェックが入っていることを確認し(入っていなかったら、クリックして入れてください)、“OK”ボタンをクッリクします
次に、先のインストーラーダイアログボックスのC、ボックス内に表示してあるインストール先を確認してください。 変更したい場合は、“Browse”ボタン(図D)をクッリクして、指定して下さい。
すべて確認したら、“Install”ボタン(図E)をクリックして、インストールを始めます。 画面上は、何の変化もないですが、指定したフォルダに、ファイルをコピーしています。 しばらくして、図の“Installation completed”が表示されれば、完了です。 “OK”ボタンをクリックしてインストーラを閉じてください。  これで、シーナリーのインストール完了です。

2.AI機用、空港施設データ(ファシリティファイル)の更新
次に、AI機用のファシリティファイルのインストールを行います。
先ほどの解凍先、“RJAA”フォルダにある、“AFData_Setup.bat”バッチファイルをダブルクリックしてください。
“AFInstaller.exe”が自動的に起動し、コンパイルします。
すると、図のような画面になり、英語で、新東京国際空港のインストールが完了したことを知らせますので、“Close”ボタンをクリックして、終了です。
シーナリーのインストールと、ファシリティファイルのインストールは、これで終了です。  解凍したファイルと、フォルダは、もう、必要がないので削除してかまいません。